叢書・ウニベルシタス 1070
リベラルな学びの声
ISBN978-4-588-01070-5 C1310 [2017年12月 刊行]
マイケル・オークショット(オークショット マイケル)
(Michael Oakeshott)
1901年、ケント州チェルスフィールド生まれ。ケンブリッジ大学ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ卒業後、同カレッジのフェローおよび歴史学チューターをつとめた。第二次大戦で従軍の後、オックスフォード大学ナフィールド・カレッジを経て、1951年から1969年までLSE(London School of Economics and Political Science)政治科学教授。1990年、ドーセットのアクトンにて没。主な著書に、Experience and its Modes (Cambridge: Cambridge University Press, 1933); Rationalism in Politics and Other Essays (London: Methuen, 1962); On Human Conduct (Oxford: Clarendon Press, 1975); On History and Other Essays (Oxford: Basil Blackwell, 1983); The Politics of Faith and the Politics of Scepticism (New Haven and London: Yale University Press, 1996)などがある。
ティモシー・フラー(フラー ティモシー)
(Timothy Fuller)
野田 裕久(ノダ ヤスヒサ)
1959年生まれ。1985年京都大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、愛媛大学法文学部教授。専攻は現代政治理論・現代イデオロギー論。
主な著訳書:M. オークショット『市民状態とは何か』(木鐸社、1993年)、『近代日本政治思想史入門──原典で学ぶ19の思想』(共著、ミネルヴァ書房、1999年)、『「大正」再考──希望と不安の時代』(共著、ミネルヴァ書房、2007年)、L. シーデントップ『トクヴィル』(晃洋書房、2007年)、『保守主義とは何か』(編著、ナカニシヤ出版、2010年)など。
中金 聡(ナカガネ サトシ)
1961年生まれ。1995年早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。現在、国士舘大学政経学部教授。専攻は政治哲学・現代政治理論。
主な著訳書:『オークショットの政治哲学』(早稲田大学出版部、1995年)、『政治の生理学──必要悪のアートと論理』(勁草書房、2000年)、M. オークショット『リヴァイアサン序説』(法政大学出版局、2007年)、B. ド・ジュヴネル『純粋政治理論』(共訳、風行社、2014年)など。
学ぶことと教えること
教育──果たされぬその約束
大学の理念
大学
政治教育
解説 〈会話〉としての教育(中金聡)
訳者あとがき(野田裕久)
書評掲載
「週刊ダイヤモンド」(2018年3月3日号「私のイチオシ収穫本」(吉田徹氏・評)にて紹介されました。
「出版ニュース」(2018年3月中旬号)にて紹介されました。
「図書新聞」(2018年7月7日号/谷田増幸氏・評)にて紹介されました。