繩文時代以来,貝肉の美味と貝殻の美しさによって日本人を魅了し続けてきたアワビ——その生態と養殖,神饌としての歴史,漁法,螺鈿の技法からアワビ料理に及ぶ。
はじめに――アワビの口明け
Ⅰ アワビの概要
1 アワビの種類
2 アワビの雌雄の見分け方
3 アワビの生態と養殖
4 アワビの幼生飼育
5 アワビの語源と字源
Ⅱ アワビの伝説
1 大きなアワビの話
2 アワビの大将物語
3 アワビの恩返し
4 アワビ貝から仏像
5 仏像真珠の種明かし
6 アワビを食べない村
7 アワビの神様
8 不老不死の丸穴のアワビ
Ⅲ のしつけて
1 熨斗とは何か
2 熨斗の起源は中国か
3 食品と贈答品の熨斗
4 もてなしの心の象徴
5 熨斗のデザイン
6 伊勢神宮の熨斗づくり
Ⅳ 『延喜式』のアワビ
1 アワビの物納税
2 古代のアワビの製品
Ⅴ 中国貿易のアワビ
1 俵物三品とアワビ
2 アワビと江戸幕府
3 アワビは一般の食用禁止
4 明治時代のアワビ
Ⅵ 食品としてのアワビ
1 海がないのにアワビが名物
2 乾鮑と加工品
3 アワビ料理のアラカルト
4 アワビでもう一杯
5 アワビの味と栄養
Ⅶ 貝殻の利用
1 螺鈿のアワビ
2 螺鈿の技法
3 天然の美と神秘
4 道具としてのアワビ貝
5 猫の食器とさまざまな容器
6 漢方薬の石決明
Ⅷ アワビと海女(海士)
1 アワビの産地
2 アワビの漁法
3 志摩の海女
4 海女の信仰
5 アワビとりの苦労
6 アワビと海女のよもやま話
7 アワビの真珠
Ⅸ アワビの信仰と民俗
1 伊勢神社とアワビ
2 由貴の大御饌のアワビ
3 伊勢の御師と熨斗アワビ
4 大嘗祭とアワビ
5 アワビの神事
6 アワビの霊水
7 アワビの魔除け
8 埋葬遺跡のアワビ貝
9 アワビの民間療法
Ⅹ アワビのエピソード
1 アワビの方言
2 アワビのことわざ・隠語
3 アワビの性的イメージ
4 内村鑑三とアワビ
5 アワビのツノと猫の耳
6 アワビの落語
7 アワビとりの見世物
8 アワビでないアワビ
あとがき――アワビの片思い
主要参考文献
索 引
Ⅰ アワビの概要
1 アワビの種類
2 アワビの雌雄の見分け方
3 アワビの生態と養殖
4 アワビの幼生飼育
5 アワビの語源と字源
Ⅱ アワビの伝説
1 大きなアワビの話
2 アワビの大将物語
3 アワビの恩返し
4 アワビ貝から仏像
5 仏像真珠の種明かし
6 アワビを食べない村
7 アワビの神様
8 不老不死の丸穴のアワビ
Ⅲ のしつけて
1 熨斗とは何か
2 熨斗の起源は中国か
3 食品と贈答品の熨斗
4 もてなしの心の象徴
5 熨斗のデザイン
6 伊勢神宮の熨斗づくり
Ⅳ 『延喜式』のアワビ
1 アワビの物納税
2 古代のアワビの製品
Ⅴ 中国貿易のアワビ
1 俵物三品とアワビ
2 アワビと江戸幕府
3 アワビは一般の食用禁止
4 明治時代のアワビ
Ⅵ 食品としてのアワビ
1 海がないのにアワビが名物
2 乾鮑と加工品
3 アワビ料理のアラカルト
4 アワビでもう一杯
5 アワビの味と栄養
Ⅶ 貝殻の利用
1 螺鈿のアワビ
2 螺鈿の技法
3 天然の美と神秘
4 道具としてのアワビ貝
5 猫の食器とさまざまな容器
6 漢方薬の石決明
Ⅷ アワビと海女(海士)
1 アワビの産地
2 アワビの漁法
3 志摩の海女
4 海女の信仰
5 アワビとりの苦労
6 アワビと海女のよもやま話
7 アワビの真珠
Ⅸ アワビの信仰と民俗
1 伊勢神社とアワビ
2 由貴の大御饌のアワビ
3 伊勢の御師と熨斗アワビ
4 大嘗祭とアワビ
5 アワビの神事
6 アワビの霊水
7 アワビの魔除け
8 埋葬遺跡のアワビ貝
9 アワビの民間療法
Ⅹ アワビのエピソード
1 アワビの方言
2 アワビのことわざ・隠語
3 アワビの性的イメージ
4 内村鑑三とアワビ
5 アワビのツノと猫の耳
6 アワビの落語
7 アワビとりの見世物
8 アワビでないアワビ
あとがき――アワビの片思い
主要参考文献
索 引



