エドマンド・バークの国制論

A5判 / 408ページ / 上製 / 価格 5,940円 (消費税 540円) 
ISBN978-4-588-62549-7 C3031 [2024年08月 刊行]

内容紹介

主著『フランス革命についての省察』により、政治的ロマン主義の源流、保守主義の父祖と位置づけられてきた思想家バーク。その研究史をふまえつつ、アメリカ独立期およびフランス革命期ヨーロッパの言説空間を立体的に捉え直すことで従来のバーク理解を刷新する。コモン・ロー、社会契約論、そして国制をめぐるプライス、ペイン、シィエスらとの論争から浮かび上がる〈自由な国家〉とはいかなるものか。