近代市民劇における第四の壁=トータリティの崩壊に抗し,演技の自律性・思想性の回復を志向。前近代演劇への反省をもこめて歌舞伎における〈変身の思想〉を追求。
断章──序にかえて──
第I部
変身論
近松覚書
荒事芸の成立
「あやめくさ」抄
当りの意識
第II部
歌舞伎役者というもの
元禄歌舞伎の狂言作成
団十郎と活歴
坪内逍遙と朗読術の展開
団蔵父子
跋
第I部
変身論
近松覚書
荒事芸の成立
「あやめくさ」抄
当りの意識
第II部
歌舞伎役者というもの
元禄歌舞伎の狂言作成
団十郎と活歴
坪内逍遙と朗読術の展開
団蔵父子
跋