南九州から奄美・沖縄まで、島々の生活と文化を実地に精査して成った初の南島民俗集成。本巻は、生業・民具・航海(船)・漁業等の有形資料を中心に基層文化を探る。
下野 敏見(シモノ トシミ)
1929年鹿児島県知覧町生。鹿児島大学文理学部卒。昭和33年頃より民俗調査を志す。鹿児島県立鹿児島西高等学校教諭。
※上記内容は本書刊行時のものです。I 序論
南西諸島の研究法について
南日本の有形資料と基層文化
紅頭嶼・台湾・八重山の民俗
II 生業と民具
田芋の栽培と食法、儀礼
南西諸島のヘラについて
南西諸島の山刀について
小形馬とオモゲー
薩南諸島の製塩民俗
原始繊維ビーダナシ
南日本の掘棒をめぐって
南島の鋸歯紋と関連紋様
種子島の小正月行事とモノツクリ
紅頭嶼と南西諸島──食物・生業・民具など
III 風と潮
道之島の風と潮 I ──南島航路の問題に寄せて
道之島の風と潮 II ──奄美・沖縄の航海に寄せて
宮古・八重山の風と潮
南西諸島の風と潮(まとめ)
IV 丸木舟
種子島の丸木舟
トカラ列島のスブネ
奄美大島のスィブネ
沖縄のサバニ
南西諸島の丸木舟(まとめ)
V トカラ列島、他
薩南諸島の民俗──南北文化の接触地帯
トカラ列島──十島村を行く
トカラの民俗
孤島の民具──宝島
カツオ漁の民俗
南島の通信法
南九州およびトカラ列島の御幣
種子島民具収集記
民具の収集と展示──特色ある郷土館を作るために
VI 西之表市民俗誌
西之表市民俗誌──種子島北部の民俗
あとがき
南西諸島の研究法について
南日本の有形資料と基層文化
紅頭嶼・台湾・八重山の民俗
II 生業と民具
田芋の栽培と食法、儀礼
南西諸島のヘラについて
南西諸島の山刀について
小形馬とオモゲー
薩南諸島の製塩民俗
原始繊維ビーダナシ
南日本の掘棒をめぐって
南島の鋸歯紋と関連紋様
種子島の小正月行事とモノツクリ
紅頭嶼と南西諸島──食物・生業・民具など
III 風と潮
道之島の風と潮 I ──南島航路の問題に寄せて
道之島の風と潮 II ──奄美・沖縄の航海に寄せて
宮古・八重山の風と潮
南西諸島の風と潮(まとめ)
IV 丸木舟
種子島の丸木舟
トカラ列島のスブネ
奄美大島のスィブネ
沖縄のサバニ
南西諸島の丸木舟(まとめ)
V トカラ列島、他
薩南諸島の民俗──南北文化の接触地帯
トカラ列島──十島村を行く
トカラの民俗
孤島の民具──宝島
カツオ漁の民俗
南島の通信法
南九州およびトカラ列島の御幣
種子島民具収集記
民具の収集と展示──特色ある郷土館を作るために
VI 西之表市民俗誌
西之表市民俗誌──種子島北部の民俗
あとがき