戦争はどのように描かれてきたのか。体験者が徐々に減り、徴兵制もない日本において、戦争の理解や想像力、記憶の継承を培う手がかりとして、表象は圧倒的な力を持つ。本書は最前線の研究者9人がアニメーション、映画、マンガ、ゲームをとりあげ、戦争表象の特質や変化を検討する。『この世界の片隅に』『永遠の0』など大ヒット作から戦争ゲーム、ドキュメンタリーまで広範に取り上げた刺激的な論文集。
堀 ひかり(ホリ ヒカリ)
堀 ひかり(ホリ ヒカリ)序論・第8章
東洋大学文学部国際文化コミュニケーション学科准教授。Promiscuous Media: Film and Visual Culture in Imperial Japan 1926-1945 (Cornell University Press, 2018), 佐野明子・堀ひかり編『戦争と日本アニメ』(青弓社、2022年)ほか。
中尾 知代(ナカオ トモヨ)
中尾 知代(ナカオ トモヨ)序論・第7章
岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授。『日本人はなぜ謝りつづけるのか――日英和解の失敗に学ぶ』NHK生活人新書、2008年、『戦争トラウマ記憶のオーラルヒストリー――第二次大戦連合軍捕虜とその家族』日本評論社、2022年ほか。
序論1 戦争の表象と「戦後」:表象の力学【中尾知代】
序論2 戦後社会における「戦争の表象」へのアプローチ【堀ひかり】
第I部 「反戦」とは何か、戦争批判とは何か
第1章 「反戦でない」アニメーションはいかに作られるか【大塚英志】
第2章 『リーンの翼』にみる富野由悠季とアジア・太平洋戦争【藤津亮太】
第3章 現代日本社会の戦争表象における「共感」と「反戦」の変容:『永遠の0』『風立ちぬ』『アルキメデスの大戦』を中心に【山本昭宏】
第II部 戦争を読む、見る、描く、プレイする
第4章 「戦い」と「平和」の葛藤が生み出すドラマツルギー:ヒーロー物語の正義とリアリティ【足立加勇】
第5章 アニメーション映画『この世界の片隅に』における軍艦青葉の空中浮揚【キム・ジュニアン】
第6章 FPS戦争ゲームにみる「軍事化」のプロセス:『Call of Duty: Modern Warfare』(2019)から見えるもの【関根里奈子】
第III部 捕虜・兵士・民間人の戦争を考える
第7章 捕虜映画・戦争映画としての『戦場のメリークリスマス』【中尾知代】
第8章 戦後日本映画と「加害者のトラウマ」試論:『戦場でワルツを』と『ゆきゆきて、神軍』をつなぐ【堀ひかり】
第9章 女性生存者の「沈黙の声」と語り:済州四・三ドキュメンタリーから【梁仁實】
あとがき
序論2 戦後社会における「戦争の表象」へのアプローチ【堀ひかり】
第I部 「反戦」とは何か、戦争批判とは何か
第1章 「反戦でない」アニメーションはいかに作られるか【大塚英志】
第2章 『リーンの翼』にみる富野由悠季とアジア・太平洋戦争【藤津亮太】
第3章 現代日本社会の戦争表象における「共感」と「反戦」の変容:『永遠の0』『風立ちぬ』『アルキメデスの大戦』を中心に【山本昭宏】
第II部 戦争を読む、見る、描く、プレイする
第4章 「戦い」と「平和」の葛藤が生み出すドラマツルギー:ヒーロー物語の正義とリアリティ【足立加勇】
第5章 アニメーション映画『この世界の片隅に』における軍艦青葉の空中浮揚【キム・ジュニアン】
第6章 FPS戦争ゲームにみる「軍事化」のプロセス:『Call of Duty: Modern Warfare』(2019)から見えるもの【関根里奈子】
第III部 捕虜・兵士・民間人の戦争を考える
第7章 捕虜映画・戦争映画としての『戦場のメリークリスマス』【中尾知代】
第8章 戦後日本映画と「加害者のトラウマ」試論:『戦場でワルツを』と『ゆきゆきて、神軍』をつなぐ【堀ひかり】
第9章 女性生存者の「沈黙の声」と語り:済州四・三ドキュメンタリーから【梁仁實】
あとがき
【執筆者紹介】
大塚 英志(オオツカ エイジ)第1章
まんが原作者。
藤津 亮太(フジツ リョウタ)第2章
アニメ評論家。東京工芸大学芸術学部アニメーション学科教授。
山本 昭宏(ヤマモト アキヒロ)第3章
神戸市外国語大学外国語学部准教授。
足立 加勇(アダチ カユウ)第4章
立教大学・東京造形大学ほか兼任講師。
キム・ジュニアン(Kim, Joon Yang)第5章
新潟大学経済科学部学際日本学プログラム准教授。
関根 里奈子(セキネ リナコ)第6章
お茶の水女子大学ジェンダー研究所アカデミック・アシスタント。大正大学・武蔵大学他非常勤講師。
梁仁實(ヤン インシル)第9章
岩手大学人文社会科学部教授。
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お詫びと訂正
本書第1刷にて、第7章の人名に誤りがございました。
読者のみなさまならびに飯島洋一様に謹んでお詫び申し上げます。
260頁,272頁注18
誤:飯島大介
正:飯島洋一
大塚 英志(オオツカ エイジ)第1章
まんが原作者。
藤津 亮太(フジツ リョウタ)第2章
アニメ評論家。東京工芸大学芸術学部アニメーション学科教授。
山本 昭宏(ヤマモト アキヒロ)第3章
神戸市外国語大学外国語学部准教授。
足立 加勇(アダチ カユウ)第4章
立教大学・東京造形大学ほか兼任講師。
キム・ジュニアン(Kim, Joon Yang)第5章
新潟大学経済科学部学際日本学プログラム准教授。
関根 里奈子(セキネ リナコ)第6章
お茶の水女子大学ジェンダー研究所アカデミック・アシスタント。大正大学・武蔵大学他非常勤講師。
梁仁實(ヤン インシル)第9章
岩手大学人文社会科学部教授。
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お詫びと訂正
本書第1刷にて、第7章の人名に誤りがございました。
読者のみなさまならびに飯島洋一様に謹んでお詫び申し上げます。
260頁,272頁注18
誤:飯島大介
正:飯島洋一









