観光まちづくりリーダー論
地域を変革に導く人材の育成に向けて
井手 拓郎:著
日本観光研究学会 第14回 学会賞(観光著作賞)
A5判 / 206ページ / 上製 / 価格 3,740円 (消費税 340円)
ISBN978-4-588-64547-1 C3030 [2020年11月 刊行]
ISBN978-4-588-64547-1 C3030 [2020年11月 刊行]
観光立国が推進されるいま、国内外の旅行者をこれまで以上に引き寄せる、魅力的な観光地づくりが各地で求められている。地域のあり方を構想し、そこに暮らす人々の力を結集して地域を変革に導くことのできるリーダーは、どのような特性やスキルを持つのか。彼らはどのようにしてリーダーとなったのか。聞き取り調査やアンケートを通じて、リーダーの実像を描き出す。
井手 拓郎(イデ タクロウ)
学歴:立教大学観光学部卒業、立教大学大学院観光学研究科博士課程前期課程修了、法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程修了。博士(政策学)。
職歴:広告代理店ディレクター、杏林大学専任講師・准教授を経て、2020年より高崎経済大学地域政策学部観光政策学科准教授。
おもな業績は、「まちづくりリーダーの発達影響要因とその構造に関する分析」(『日本建築学会計画系論文集』第83巻第753号、pp. 2239–2248、2018年)、「オンパク導入地域のリーダーの発達プロセス~質的分析手法SCATを用いた探索的検討~」(『計画行政』40巻2号、 pp. 76–89、2017年)、「観光まちづくりにおけるリーダーの発達プロセスに関する研究──別府ハットウ・オンパクのリーダーを対象に」(『観光研究』Vol. 28, No. 2、pp. 45–56、2017年)等。
図目次
表目次
第1章 序 論
第1節 研究の背景
1 観光立国の推進と観光地づくり
2 「観光まちづくり」という概念の登場
3 求められる観光まちづくりにおけるリーダーの育成
4 まちづくりにおける人材育成
第2節 研究の目的
第3節 本書の構成
第4節 用語の定義
1 観光とは何か
2 観光とツーリズム(tourism)
3 観光のまなざし
4 広義の観光
5 用語の定義
第2章 既往研究のレビューとリサーチクエスチョン
第1節 観光地におけるリーダーに関する研究
1 日本における既往研究
2 国外における既往研究
3 まちづくりにおける人材に関する既往研究
第2節 リーダーシップ研究
1 リーダーシップ研究の概観
2 変革型リーダーシップ理論
第3節 リーダー発達に関する研究
第4節 既往研究レビューのまとめと研究モデル
1 既往研究の課題とリサーチクエスチョン
2 研究モデルと本書の実証範囲
第5節 本書の特徴と対象とするリーダー
1 本書の特徴
2 本書が対象とするリーダー
第3章 別府ハットウ・オンパクのリーダーの発達
第1節 研究の目的・方法
1 研究の目的
2 研究の方法
第2節 オンパクの概要
第3節 インタビュー調査の結果
1 別府ハットウ・オンパクのリーダーの概要
2 リーダーの発達プロセス
3 発達プロセスに関連する要因
第4節 考察
第4章 オンパクリーダーの発達
第1節 研究の目的・方法
1 研究の目的
2 研究の方法
第2節 結果
1 各リーダーのストーリーライン
2 カテゴリーごとの結果
第3節 考察
1 リーダーの発達プロセスの検討
2 発達プロセスに関連する要因
第5章 観光まちづくりにおけるリーダーの発達尺度の検討
第1節 研究の目的・方法
1 研究の目的
2 研究の方法
第2節 結果
1 回答者の属性
2 因子分析結果
第3節 まとめ
第6章 観光まちづくりにおけるリーダーの発達モデルの検討
第1節 研究の目的・方法
1 研究の目的
2 研究の方法
第2節 発達影響要因の検証
1 確認的因子分析
2 高次因子分析
第3節 発達モデル検討
1 発達仮説モデル
2 発達仮説モデルの検証
第4節 考察
1 観光まちづくりにおけるリーダーの発達影響要因
2 観光まちづくりにおけるリーダーの発達モデル
第7章 結 論
第1節 リサーチクエスチョンに対する答え
1 観光まちづくりにおけるリーダーのリーダーシップ
2 観光まちづくりにおけるリーダーの発達プロセス
3 観光まちづくりにおけるリーダーの発達影響要因
第2節 本書の学術的意義
1 研究仮説の検証
2 観光まちづくりにおけるリーダー研究モデルの修正
3 学術的意義
第3節 政策提言──本書の実践的意義
1 発達促進要因の具体的活用法
2 発達プロセスパターンの活用法
3 観光まちづくりにおけるリーダーの発見方法
4 観光まちづくりにおけるリーダーの育成プログラム案
5 行政の役割・民間の役割
第4節 今後の課題
補章 まちづくりにおけるフォロワーから見たリーダーシップ
第1節 研究の目的・方法
1 研究の目的
2 研究の方法
第2節 結果
1 質的分析
2 量的分析
第3節 まとめ
参考文献
あとがき
索 引
表目次
第1章 序 論
第1節 研究の背景
1 観光立国の推進と観光地づくり
2 「観光まちづくり」という概念の登場
3 求められる観光まちづくりにおけるリーダーの育成
4 まちづくりにおける人材育成
第2節 研究の目的
第3節 本書の構成
第4節 用語の定義
1 観光とは何か
2 観光とツーリズム(tourism)
3 観光のまなざし
4 広義の観光
5 用語の定義
第2章 既往研究のレビューとリサーチクエスチョン
第1節 観光地におけるリーダーに関する研究
1 日本における既往研究
2 国外における既往研究
3 まちづくりにおける人材に関する既往研究
第2節 リーダーシップ研究
1 リーダーシップ研究の概観
2 変革型リーダーシップ理論
第3節 リーダー発達に関する研究
第4節 既往研究レビューのまとめと研究モデル
1 既往研究の課題とリサーチクエスチョン
2 研究モデルと本書の実証範囲
第5節 本書の特徴と対象とするリーダー
1 本書の特徴
2 本書が対象とするリーダー
第3章 別府ハットウ・オンパクのリーダーの発達
第1節 研究の目的・方法
1 研究の目的
2 研究の方法
第2節 オンパクの概要
第3節 インタビュー調査の結果
1 別府ハットウ・オンパクのリーダーの概要
2 リーダーの発達プロセス
3 発達プロセスに関連する要因
第4節 考察
第4章 オンパクリーダーの発達
第1節 研究の目的・方法
1 研究の目的
2 研究の方法
第2節 結果
1 各リーダーのストーリーライン
2 カテゴリーごとの結果
第3節 考察
1 リーダーの発達プロセスの検討
2 発達プロセスに関連する要因
第5章 観光まちづくりにおけるリーダーの発達尺度の検討
第1節 研究の目的・方法
1 研究の目的
2 研究の方法
第2節 結果
1 回答者の属性
2 因子分析結果
第3節 まとめ
第6章 観光まちづくりにおけるリーダーの発達モデルの検討
第1節 研究の目的・方法
1 研究の目的
2 研究の方法
第2節 発達影響要因の検証
1 確認的因子分析
2 高次因子分析
第3節 発達モデル検討
1 発達仮説モデル
2 発達仮説モデルの検証
第4節 考察
1 観光まちづくりにおけるリーダーの発達影響要因
2 観光まちづくりにおけるリーダーの発達モデル
第7章 結 論
第1節 リサーチクエスチョンに対する答え
1 観光まちづくりにおけるリーダーのリーダーシップ
2 観光まちづくりにおけるリーダーの発達プロセス
3 観光まちづくりにおけるリーダーの発達影響要因
第2節 本書の学術的意義
1 研究仮説の検証
2 観光まちづくりにおけるリーダー研究モデルの修正
3 学術的意義
第3節 政策提言──本書の実践的意義
1 発達促進要因の具体的活用法
2 発達プロセスパターンの活用法
3 観光まちづくりにおけるリーダーの発見方法
4 観光まちづくりにおけるリーダーの育成プログラム案
5 行政の役割・民間の役割
第4節 今後の課題
補章 まちづくりにおけるフォロワーから見たリーダーシップ
第1節 研究の目的・方法
1 研究の目的
2 研究の方法
第2節 結果
1 質的分析
2 量的分析
第3節 まとめ
参考文献
あとがき
索 引