第3分冊では、まず第3巻でホメロス研究に画期をもたらした「真なるホメロスの発見」の経緯が語られたのち、第4巻と第5巻で、諸国民の時間の内なる歴史の根底には「永遠の理念的な歴史」が存在するのではないかという予想に立って、諸国民のたどる経過と反復のありさまが描かれる。巻末には詳細な訳者解説「大いなるバロックの森」を付す。(全3巻完結)
書評掲載
「図書新聞」(2017年6月17日号/中村隆之氏・評)にて紹介されました。
「図書新聞」(2017年6月17日号/中村隆之氏・評)にて紹介されました。