人間本性論 第1巻 〈新装版〉
知性について
A5判 / 666ページ / 上製 / 価格 17,600円 (消費税 1,600円)
ISBN978-4-588-12080-0 C1010 [2011年05月 刊行]
ISBN978-4-588-12080-0 C1010 [2011年05月 刊行]
経験と観察に基づく〈人間の学〉を目指し、観念・記憶・想像・感覚・印象・信念・習慣・人格の同一性等々広範な精神領域を考察する。イギリス経験論哲学の最高峰。
D.ヒューム(ヒューム デイヴィッド)
1711年4月26日生まれ.スコットランドを代表する哲学者.エディンバラ大学で学び,哲学やその他の分野についての執筆活動をするとともに,フランス大使秘書などに就く.ルソーとの交流とその破綻はよく知られている.1776年8月25日死去.主な著作:『人間本性論』(1739-40),『人間本性論摘要』(1740),『人間知性研究』(1748),『道徳原理研究』(1751),『宗教の自然史』(1757),『イングランド史』(1754-61)など.死後,『自然宗教に関する対話』(1779)が公刊された.
木曾 好能(キソ ヨシノブ)
1937年大阪市に生まれる。京都大学文学部卒業。京都大学文学部教授。イギリス経験論哲学と現代分析哲学を専門とし、代表的論文に「心とは何か 1・2」(『京都大学文学部研究紀要』26・27号、1987・88)「個物と普遍」(『新岩波講座哲学』第4巻、1985)などがある。1994年死去。
※上記内容は本書刊行時のものです。 口絵写真
訳者前書き
凡例
人間本性論
前書き
序論
第一巻 知性について
第一部 観念、その起源、複合、抽象、結合等について
第一節 観念の起源について
第二節 主題の区分
第三節 記憶と想像の観念について
第四節 観念の結合すなわち連合について
第五節 関係について
第六節 様態および実体について
第七節 抽象観念について
第二部 空間および時間の観念について
第一節 空間と時間の観念の無限分割の可能性について
第二節 空間と時間の無限分割の可能性について
第三節 空間と時間の観念のその他の性質について
第四節 反論への答弁
第五節 同じ主題(反論への答弁)の続き
第六節 存在および外的存在の観念について
第三部 知識と蓋然性について
第一節 知識について
第二節 蓋然性について、原因と結果の観念について
第三節 なぜ原因は常に必然的であるのか
第四節 原因と結果に関する推論の構成部分について
第五節 感覚の印象と記憶の印象について
第六節 印象から観念への推理について
第七節 観念または信念の本性について
第八節 信念の諸原因について
第九節 その他の関係とその他の習慣との影響(諸結果)について
第十節 信念の影響について
第十一節 偶然に基づく蓋然性(確率)について
第十二節 原因に基づく蓋然性(確率)について
第十三節 非哲学的蓋然性について
第十四節 必然的結合の観念について
第十五節 原因と結果を判定するための規則
第十六節 動物の理性について
第四部 懐疑論的およびその他の哲学体系について
第一節 理性に関する懐疑論について
第二節 感覚能力に関する懐疑論について
第三節 古代の哲学について
第四節 当代の哲学について
第五節 魂の非物質性について
第六節 人格の同一性について
第七節 この巻の結論
付録〔一〕
付録〔二〕
訳注
────────────────────────────
解説
I デイヴィッド・ヒュームの生涯と著作
II ヒューム『人間本性論』の理論哲学
はじめに
第一章 序論
第二章 目論見
第三章 根本原理
第四章 知的諸能力
第五章 抽象観念
第六章 空間と時間の観念
第七章 存在の観念
第八章 因果論
第九章 外的世界の存在
第十章 人格の同一性
文献一覧
謝辞
索引
訳者前書き
凡例
人間本性論
前書き
序論
第一巻 知性について
第一部 観念、その起源、複合、抽象、結合等について
第一節 観念の起源について
第二節 主題の区分
第三節 記憶と想像の観念について
第四節 観念の結合すなわち連合について
第五節 関係について
第六節 様態および実体について
第七節 抽象観念について
第二部 空間および時間の観念について
第一節 空間と時間の観念の無限分割の可能性について
第二節 空間と時間の無限分割の可能性について
第三節 空間と時間の観念のその他の性質について
第四節 反論への答弁
第五節 同じ主題(反論への答弁)の続き
第六節 存在および外的存在の観念について
第三部 知識と蓋然性について
第一節 知識について
第二節 蓋然性について、原因と結果の観念について
第三節 なぜ原因は常に必然的であるのか
第四節 原因と結果に関する推論の構成部分について
第五節 感覚の印象と記憶の印象について
第六節 印象から観念への推理について
第七節 観念または信念の本性について
第八節 信念の諸原因について
第九節 その他の関係とその他の習慣との影響(諸結果)について
第十節 信念の影響について
第十一節 偶然に基づく蓋然性(確率)について
第十二節 原因に基づく蓋然性(確率)について
第十三節 非哲学的蓋然性について
第十四節 必然的結合の観念について
第十五節 原因と結果を判定するための規則
第十六節 動物の理性について
第四部 懐疑論的およびその他の哲学体系について
第一節 理性に関する懐疑論について
第二節 感覚能力に関する懐疑論について
第三節 古代の哲学について
第四節 当代の哲学について
第五節 魂の非物質性について
第六節 人格の同一性について
第七節 この巻の結論
付録〔一〕
付録〔二〕
訳注
────────────────────────────
解説
I デイヴィッド・ヒュームの生涯と著作
II ヒューム『人間本性論』の理論哲学
はじめに
第一章 序論
第二章 目論見
第三章 根本原理
第四章 知的諸能力
第五章 抽象観念
第六章 空間と時間の観念
第七章 存在の観念
第八章 因果論
第九章 外的世界の存在
第十章 人格の同一性
文献一覧
謝辞
索引