野沢 協(ノザワ キョウ)
1930年生まれ。東京都立大学教授、駒沢大学教授を務める。主な訳書:『ピエール・ベール著作集 全8巻・補巻1』、アザール『ヨーロッパ精神の危機』、リシュタンベルジェ『十八世紀社会主義』、『ドン・デシャン哲学著作集 全1巻』(上記は法政大学出版局)、ほか。
藤原 真実(フジワラ マミ)
1959年生まれ。首都大学東京准教授。フランス18世紀文学専攻。主な論文:« Diderot et le droit d’auteur avant la lettre : autour de la Lettre sur le commerce de la librairie »(RHLF)、ほか。
寺田 元一(テラダ モトイチ)
1954年生まれ。名古屋市立大学人間文化研究科教授。18世紀フランス思想専攻。著書:『「編集知」の世紀──一八世紀フランスにおける「市民的公共圏」と『百科全書』』(日本評論社)、ほか。
三井 吉俊(ミツイ ヨシトシ)
1950年生まれ。千葉大学文学部教授。フランス18世紀思想史専攻。著書:『知られざる奇書の世界』(丸善ブックス)。訳書:『ジャン・メリエ遺言書』(共訳)、フォワニ『南大陸ついに知られる』(『啓蒙のユートピア 第一巻』所収)、『三詐欺師論』ほか(『啓蒙の地下文書Ⅰ』所収)、上記はすべて法政大学出版局。
石川 光一(イシカワ コウイチ)
1948年生まれ。日本大学教授。18世紀フランス思想専攻。訳書:『ジャン・メリエ遺言書』(共訳)、トドロフ『啓蒙の精神』(上記は法政大学出版局)、ほか。
楠本 重行(クスモト シゲユキ)
1949年生まれ。早稲田大学講師。18世紀フランス思想専攻。訳書:モレリ『浮島の難破、またはバジリアード』ほか(『啓蒙のユートピア 第二巻』所収、法政大学出版局)。著書:『ジャン=ジャック・ルソー』(共著、早稲田大学出版部)。
飯野 和夫(イイノ カズオ)
1951年生まれ。名古屋大学国際言語文化研究科教授。近現代フランス思想専攻。訳書:デリダ『たわいなさの考古学──コンディヤックを読む』(人文書院)、ベールシュトルド他編『十八世紀の恐怖』(共訳、法政大学出版局)。
※上記内容は本書刊行時のものです。ノート一
ノート二
ノート三
第一節 ユダヤ人の書物について
第二節 新約聖書
第三節 預言の成就について
第四節 キリスト教が確立された驚くべき仕方
第五節 殉教者たちの証言について
第六節
第七節 教父と公会議。キリスト教の古さと広がり、
学識や品行で名高い人々がそれに与える同意
第八節
第九節 キリスト教の驚異的な効果
第十節 福音の光によってキリスト教哲学者がしたすばらしい発見
第十一節 祭祀の神聖さ
ノート四
第一節 神の存在について
第二節 道徳について
第三節 体系の流れを中断しまいとして十分詳述しなかった
いくつかの点の再考
第四節 難題の解決
第五節 教育と祭祀について
『軍人哲学者』(藤原真実訳)
『新しき思想の自由』(寺田元一訳)
来世の可能性に関するパスカル氏とロック氏の論法の考察
霊魂の本性に関する哲学者たちの見解
第一章 霊魂の不滅の証拠
第二章 霊魂死滅説の支持者は先の証拠に反駁するため何というか
第三章
第四章
×××氏による自由論
第一部
第二部
第三部
第四部
霊魂の実在と神の実在の考察
哲学者
『万人に開かれた天国』(三井吉俊訳)
第一項
第二項 反キリストを除きすべての人間は救われる。それでも、
反キリストというこの言葉には謎がある
第三項 聖パウロによるローマ人への手紙の第五章を、
私たちの仮説へ適用する
第四項 神がすべての人間を救うことを正しい理性は私たちに教える
第五項 理性による証拠の続き
第六項 反キリストについて
第七項 本体系の説明 あらゆる反論をいっそう容易に解消するために
第八項 本体系の続き イエス・キリスト到来以後
第九項 贖罪の恩寵と過剰の恩寵とは何か
第十項 この論文に対してなされうる反論への回答
第十一項 説明による回答
第十二項 反論の続き
第十三項
第十五項 本仮説から人々が引き出す利益
『被造無限論』(石川光一訳)
第一部 物質について
第二部 創造された精神について
第三部 数について
第四部 持続について
『ヒポクラテスからダマゲトスへの手紙』(楠本重行訳)
『世界形成論』(飯野和夫訳)
第一章
第二章 物質の最初の形相はいかなるものであったはずか
第三章 物質的実体はいかにして運動を獲得できたか
第四章 形相はいかにして生み出されえたか
第五章 形相は結びついてさまざまな存在物を生み出す
第六章 存在物はいかにして感覚を獲得するか
第七章 観念について
第八章 諸存在の生と死について
第九章 むすび