失われゆく木綿衣料を踏査・収集して半世紀。自らの人生遍歴と木綿・絣を愛する人々との出会いを織り重ねて綴り、木綿の奥深い魅力を語る。絣の数少ない伝承者・研究者としての足跡を回顧しつつ、手づくりの木綿が生活文化の中で果たしてきた役割を再評価し、リサイクル文化としての木綿再生のみちを模索する。貴重な文化遺産である木綿遺品400点の写真を収録。『木綿口伝』の続編をなす伝承記録。〔民俗・文化史〕
口 絵
はじめに
笫一章 木綿収集の四十余年
ー 佐々絣のこと
二 古布の祭り展
三 絵絣の力強さ
四 来民文庫とかすり蔵
五 木綿往生記
六 蘇る染物
第二章 木綿私記
一 戦中・戦後の農村で
ニ 農婦と通信教育生
三 日本女子大学通信教育で学ぶ
四 絣に導かれて
第三章 機結びは解けなかった
一 夫の仕事
二 文化活動
三 信じることを織りで学ぶ
第四章 浜辺に立って
一 「漁火のような広がりを」
二 種をまき、芽吹かせた人
三 浜辺に立って
第五章 木綿を伝え続けて
一 織機と猫の思い出
二 織物を伝え続けて
三 着物つれづれ
四 綿を紡ぐ学生たち
五 沖縄再訪
参考文献・料提供者一覧
あとがき
はじめに
笫一章 木綿収集の四十余年
ー 佐々絣のこと
二 古布の祭り展
三 絵絣の力強さ
四 来民文庫とかすり蔵
五 木綿往生記
六 蘇る染物
第二章 木綿私記
一 戦中・戦後の農村で
ニ 農婦と通信教育生
三 日本女子大学通信教育で学ぶ
四 絣に導かれて
第三章 機結びは解けなかった
一 夫の仕事
二 文化活動
三 信じることを織りで学ぶ
第四章 浜辺に立って
一 「漁火のような広がりを」
二 種をまき、芽吹かせた人
三 浜辺に立って
第五章 木綿を伝え続けて
一 織機と猫の思い出
二 織物を伝え続けて
三 着物つれづれ
四 綿を紡ぐ学生たち
五 沖縄再訪
参考文献・料提供者一覧
あとがき