大学生はどのような学生生活をして、いかにして学び、将来の進路を決めていくのだろうか。また、入学前と卒業後ではどのように意識が変化するのか。本書は、筆者らが独自に開発した「キャリア意識の発達に関する効果測定テスト」(CAVT)による統計調査にもとづいて大学生のキャリア発達を実証的に俯瞰し、大学のキャリア教育の役割と実践はいかにあるべきかを検証する。
梅崎 修(ウメザキ オサム)
1970年生まれ。2000年、大阪大学経済学研究科博士後期課程修了、政策研究大学院大学オーラル政策研究プロジェクト研究員、2003年、法政大学キャリアデザイン学部専任講師、2007年、法政大学キャリアデザイン学部准教授。博士(経済学)。
主著:『教育効果の実証──キャリア形成における有効性』(共編著)日本評論社、2013年。
田澤 実(タザワ ミノル)
1978年生まれ。2007年、中央大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、法政大学キャリアデザイン学部助教、2012年、法政大学キャリアデザイン学部専任講師、2013年、法政大学キャリアデザイン学部准教授。博士(心理学)。
主著:『詳解 大学生のキャリアガイダンス論──キャリア心理学に基づく理論と実践』(共著)金子書房、2012年。
序 章 学びとキャリアを分析する意義
第Ⅰ部 何をもってキャリア教育の効果があったとするのか?
第1章 キャリア意識の測定テスト(CAVT)の開発
第2章 体験型学習の効果──CAVTを使った効果測定の試み
第3章 初期キャリアの決定要因──全国の大学4年生の継続調査
第4章 教育効果の大学間格差──全国の大学4年生と卒業後2年目の継続調査
第Ⅱ部 どのような学生生活がキャリア発達を促すのか?
第5章 人間関係の構築と進路意識──高校に対するキャリア意識調査
第6章 大学生活と自尊感情──大学1年生に対する縦断調査
第7章 時間管理とキャリア意識
第Ⅲ部 就職活動を通じてキャリア意識は変化するのか?
第8章 希望業種の男女間比較──4年間の継続調査
第9章 希望進路の変化と内定先満足度──学生インタビュー調査
終 章 分析結果のまとめ
附 録 キャリア意識の発達に関する効果測定テスト
(キャリア・アクション・ビジョン・テスト: CAVT)―活用の手引き―
引用文献
初出一覧
あとがき
執筆者紹介
第Ⅰ部 何をもってキャリア教育の効果があったとするのか?
第1章 キャリア意識の測定テスト(CAVT)の開発
第2章 体験型学習の効果──CAVTを使った効果測定の試み
第3章 初期キャリアの決定要因──全国の大学4年生の継続調査
第4章 教育効果の大学間格差──全国の大学4年生と卒業後2年目の継続調査
第Ⅱ部 どのような学生生活がキャリア発達を促すのか?
第5章 人間関係の構築と進路意識──高校に対するキャリア意識調査
第6章 大学生活と自尊感情──大学1年生に対する縦断調査
第7章 時間管理とキャリア意識
第Ⅲ部 就職活動を通じてキャリア意識は変化するのか?
第8章 希望業種の男女間比較──4年間の継続調査
第9章 希望進路の変化と内定先満足度──学生インタビュー調査
終 章 分析結果のまとめ
附 録 キャリア意識の発達に関する効果測定テスト
(キャリア・アクション・ビジョン・テスト: CAVT)―活用の手引き―
引用文献
初出一覧
あとがき
執筆者紹介
[執筆者紹介] *は編著者
梅崎 修(ウメザキ オサム) [序章、第1~8章、終章]*
田澤 実 (タザワ ミノル) [序章、第1~9章、終章]*
八幡 成美(ヤハタ シゲミ) [第1、 2、 5章]
法政大学キャリアデザイン学部教授
下村 英雄(シモムラ ヒデオ) [第1、 2、 5章]
独立行政法人・労働政策研究・研修機構主任研究員
林絵 美子(ハヤシ エミコ) [第8章]
法政大学キャリアデザイン学部兼任教員、人材コンサルタント
峰尾 菜生子(ミネオ ナオコ) [第7章]
中央大学大学院文学研究科心理学専攻、博士課程
稲田 恵(イナダ メグミ) [第9章]
法政大学キャリアデザイン学部卒業生
梅崎 修(ウメザキ オサム) [序章、第1~8章、終章]*
田澤 実 (タザワ ミノル) [序章、第1~9章、終章]*
八幡 成美(ヤハタ シゲミ) [第1、 2、 5章]
法政大学キャリアデザイン学部教授
下村 英雄(シモムラ ヒデオ) [第1、 2、 5章]
独立行政法人・労働政策研究・研修機構主任研究員
林絵 美子(ハヤシ エミコ) [第8章]
法政大学キャリアデザイン学部兼任教員、人材コンサルタント
峰尾 菜生子(ミネオ ナオコ) [第7章]
中央大学大学院文学研究科心理学専攻、博士課程
稲田 恵(イナダ メグミ) [第9章]
法政大学キャリアデザイン学部卒業生