第29回柳田賞受賞 沖繩から下北半島にいたる漁村の実地調査をもとに,蜑人(海士・海女)の漁撈・社会組織・風習・信仰などを詳細に記録し,裸潜水漁の伝統を総合的にあとづける。
田辺 悟(タナベ サトル)
1936年神奈川県横須賀市生まれ。法政大学社会学部卒業。海村民俗学、民具学専攻。横須賀市自然博物館・人文博物館両館長。日本女子大学講師。著書:『伊豆相模の民具』(慶友社)、『潮騒の島──神島民俗誌』(光書房)、『母系の島々』(太平洋学会)、『現代博物館論』(暁印書館)、『相州の海士』(神奈川県教育委員会)ほか。
※上記内容は本書刊行時のものです。 はじめに
第一部 蜑人伝統の民俗学的研究
第一章 蜑人の研究史
第二章 蜑人の史的伝統
第三章 蜑人の民族的伝統
第四章 蜑人の伝統的生活と文化
第五章 蜑人の物質文化的側面
第六章 日本の蜑人と風土
第二部 蜑人の伝統的存在形態に関する実証的調査と研究
第一章 南西諸島地域における裸潜水漁の伝統的存在形態
第二章 日本海流(黒潮)の影響をうける地域の裸潜水漁の伝統的存在形態
第三章 対馬海流の影響をうける地域の裸潜水漁の伝統的存在形態
第四章 日本周辺地域における裸潜水漁の伝統的存在形態
参考文献・引用文献
あとがき
第一部 蜑人伝統の民俗学的研究
第一章 蜑人の研究史
第二章 蜑人の史的伝統
第三章 蜑人の民族的伝統
第四章 蜑人の伝統的生活と文化
第五章 蜑人の物質文化的側面
第六章 日本の蜑人と風土
第二部 蜑人の伝統的存在形態に関する実証的調査と研究
第一章 南西諸島地域における裸潜水漁の伝統的存在形態
第二章 日本海流(黒潮)の影響をうける地域の裸潜水漁の伝統的存在形態
第三章 対馬海流の影響をうける地域の裸潜水漁の伝統的存在形態
第四章 日本周辺地域における裸潜水漁の伝統的存在形態
参考文献・引用文献
あとがき