植木枝盛 無天雑録 〈オンデマンド版〉

四六判 / 338ページ / 並製 / 価格 5,280円 (消費税 480円) 
ISBN978-4-588-92083-7 C1036 [2015年05月 刊行]

内容紹介

革命運動に身を投じてから謎の死までの十五年間にわたる随想録。塗抹された君主制否定論、武力革命肯定論、国家廃止論等も復元、枝盛の精神史と自由民権思想の解明に資す貴重な文献。

著訳者プロフィール

家永 三郎(イエナガ サブロウ)

1913年生。1937年東京大学文学部国史学科卒業。現職、東京教育大学文学部教授。著書は『植木枝盛研究』『革命思想の先駆者──植木枝盛の人と思想』『戦争と教育をめぐって』他多数。

外崎 光広(ソトザキ ミツヒロ)

1920年生。1953年同志社大学大学院法学研究科修了。現職、高知短期大学教授。著書は『明治前期婦人解放論史』『高知県婦人運動史』等、編書『植木枝盛 家庭改革・婦人解放論』等。

※上記内容は本書刊行時のものです。

目次

 序
 凡例

無天雑録 一巻
 明治一〇年
 明治一一年
 明治一二年

無天雑録 二巻
 明治一二年
 明治一三年

無天雑録 三巻
 明治一三年
 明治一四年
 明治一五年

無天雑録 四巻上冊
 明治一五年
 明治一六年
 明治一七年
 明治一八年
 明治一九年

無天雑録 四巻下冊
 明治二〇年
 明治二一年
 明治二二年
 明治二三年
 明治二四年

 解題
 一~三  家永三郎
 四  外崎光広