すべて臨地調査による豊富な資料をもとに、奄美を含む全琉球方言を分析。通時的変化過程の追究と共時的な方言実態の探究を通して比較方言学の方法の確立をめざす。
中本 正智(ナカモト マサチエ)
1936年、沖縄県に生まれる。1960年、琉球大学文理学部国語国文学科卒業。1962年、東京大学文学部言語学科研究生修了。1967年、日本学術振興会奨励研究員。1968年、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。現在、東京都立大学人文学部助教授。法政大学兼任講師。主著に『琉球与那国方言の研究』『琉球方言の総合的研究』(共著)その他がある。
※上記内容は本書刊行時のものです。 はじめに
琉球方言区画図
母音分布図
ハ行子音分布図
カ行子音分布図
I 序説
1. 琉球方言研究概観
2. 琉球方言の成立と区画
3. 音節における子音と母音そして拍
II 音韻変化の通時的考察
1. 母音変化の通時的考察
2. 子音変化の通時的考察
A カ行子音
B ハ行子音
III 音韻実態の記述的研究
1. 与那国方言の音韻
与那国祖納方言の音韻
2. 八重山方言の音韻
A 石垣方言の音韻
B 八重山諸方言の音韻
3. 宮古方言の音韻
A 大浦方言の音韻
B 宮古諸方言の音韻
4. 沖縄方言の音韻
A 奥式方言の音韻
B 沖縄諸方言の音韻
5. 奄美方言の音韻
A 名瀬方言の音韻
B 奄美諸方言の音韻
6. 琉球諸方言の音節の類別
7. 音韻現象の諸相
IV 付録 琉球諸方言の音韻対応語彙表
主要参考文献
語彙索引
事項索引
琉球方言区画図
母音分布図
ハ行子音分布図
カ行子音分布図
I 序説
1. 琉球方言研究概観
2. 琉球方言の成立と区画
3. 音節における子音と母音そして拍
II 音韻変化の通時的考察
1. 母音変化の通時的考察
2. 子音変化の通時的考察
A カ行子音
B ハ行子音
III 音韻実態の記述的研究
1. 与那国方言の音韻
与那国祖納方言の音韻
2. 八重山方言の音韻
A 石垣方言の音韻
B 八重山諸方言の音韻
3. 宮古方言の音韻
A 大浦方言の音韻
B 宮古諸方言の音韻
4. 沖縄方言の音韻
A 奥式方言の音韻
B 沖縄諸方言の音韻
5. 奄美方言の音韻
A 名瀬方言の音韻
B 奄美諸方言の音韻
6. 琉球諸方言の音節の類別
7. 音韻現象の諸相
IV 付録 琉球諸方言の音韻対応語彙表
主要参考文献
語彙索引
事項索引