中国開発学序説(仮)

汪牧耘:著
A5判 / 312ページ / 上製 / 価格 4,950円 (消費税 450円) 
ISBN978-4-588-64549-5 C3030 [2024年01月 刊行]

内容紹介

かつての植民地事業や冷戦下の対外政策を歴史的背景として、主にイギリス・アメリカによる低開発地域への国際支援を理論化してきた開発学は今、新たな局面を迎えている。経済成長により支援される側から支援する側へと転じた中国は、脱中心的・多元的な開発学を打ち立てられるのか。国内外の開発をめぐる中国の試行錯誤および理論・言説形成の過程を辿り、国際社会を結び直す新時代の開発学を展望する。

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