現代日本の大学生たちは、就職市場でどのように内定を獲得しているのか? キャリア教育に携わる大学の教職員・実務者や学生自身の家族も含めた、就活に関わる支援者たちの関与に注目しつつ、日本全国の大学生のデータを多面的に分析する実証的研究。法政大学キャリアデザイン学部の教員と株式会社マイナビによる、産学連携調査プロジェクトの画期的な研究成果。企業人事関係者にも推奨。
梅崎 修(ウメザキ オサム)
大阪大学経済学研究科博士後期課程修了。法政大学キャリアデザイン学部教授。博士(経済学)。主な業績:『大学生の学びとキャリア──入学前から卒業後までの継続調査の分析』(共編著、法政大学出版局、2013年)、『教育効果の実証──キャリア形成における有効性』(共編著、日本評論社、2013年)。
田澤 実(タザワ ミノル)
中央大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。法政大学キャリアデザイン学部准教授。博士(心理学)。主な業績:『大学生の学びとキャリア──入学前から卒業後までの継続調査の分析』(共編著、法政大学出版局、2013年)、『詳解 大学生のキャリアガイダンス論──キャリア心理学に基づく理論と実践』(共著、金子書房、2012年)。
※上記内容は本書刊行時のものです。序章 大学生の内定獲得に対するアプローチ
1 はじめに
2 本書の構成
3 支援の現場に向けて
4 本書を読み進める中での注意
第Ⅰ部 就職活動支援編
第1章 学生の就職意識はどのように変化したのか?
1 問題の所在
2 環境要因の変遷
3 分析に使用するデータ
4 学生の就職意識の変化
5 結語
第2章 就職活動時における過去の回顧と未来の展望
1 問題の所在
2 方法
3 結果と考察
4 総合考察
第3章 SNSは内定獲得に役立つのか?
1 問題の所在
2 先行研究
3 分析に使用するデータ
4 実証分析
5 結語
第4章 教員の就職活動へのかかわり方
1 問題の所在
2 先行研究
3 分析に使用するデータ
4 実証分析
5 結語
第5章 大学院進学は内定獲得を促すか?
1 問題の所在
2 先行研究
3 新規大学院卒労働市場とは
4 分析に使用するデータ
5 実証分析
6 結語
第Ⅱ部 家族・きょうだい・地元編
第6章 就職活動中の親子関係
1 問題の所在
2 先行研究の整理
3 理論的枠組みと本章の仮説
4 量的調査
5 考察
6 結語
第7章 学生は親とのかかわりに満足しているのか?
1 問題の所在
2 方法
3 結果と考察
4 総合考察
第8章 地元志向が就職活動に与える影響
1 問題の所在
2 方法
3 結果と考察
4 総合考察
第9章 きょうだい出生順と地域移動の希望
1 問題の所在
2 先行研究
3 方法
4 分析結果
5 考察
6 結語
第10章 結婚観が方向づける学生の就職活動
1 問題の所在
2 先行研究
3 分析に使用するデータ
4 性別で見た結婚に対する希望
5 就職活動への影響
結 語
あとがき
初出一覧
索 引
1 はじめに
2 本書の構成
3 支援の現場に向けて
4 本書を読み進める中での注意
第Ⅰ部 就職活動支援編
第1章 学生の就職意識はどのように変化したのか?
1 問題の所在
2 環境要因の変遷
3 分析に使用するデータ
4 学生の就職意識の変化
5 結語
第2章 就職活動時における過去の回顧と未来の展望
1 問題の所在
2 方法
3 結果と考察
4 総合考察
第3章 SNSは内定獲得に役立つのか?
1 問題の所在
2 先行研究
3 分析に使用するデータ
4 実証分析
5 結語
第4章 教員の就職活動へのかかわり方
1 問題の所在
2 先行研究
3 分析に使用するデータ
4 実証分析
5 結語
第5章 大学院進学は内定獲得を促すか?
1 問題の所在
2 先行研究
3 新規大学院卒労働市場とは
4 分析に使用するデータ
5 実証分析
6 結語
第Ⅱ部 家族・きょうだい・地元編
第6章 就職活動中の親子関係
1 問題の所在
2 先行研究の整理
3 理論的枠組みと本章の仮説
4 量的調査
5 考察
6 結語
第7章 学生は親とのかかわりに満足しているのか?
1 問題の所在
2 方法
3 結果と考察
4 総合考察
第8章 地元志向が就職活動に与える影響
1 問題の所在
2 方法
3 結果と考察
4 総合考察
第9章 きょうだい出生順と地域移動の希望
1 問題の所在
2 先行研究
3 方法
4 分析結果
5 考察
6 結語
第10章 結婚観が方向づける学生の就職活動
1 問題の所在
2 先行研究
3 分析に使用するデータ
4 性別で見た結婚に対する希望
5 就職活動への影響
結 語
あとがき
初出一覧
索 引
◉著 者
林絵美子(ハヤシ エミコ)【第1章】
法政大学大学院経営学研究科修士課程修了。キャリアコンサルタント。主な業績:『教育効果の実証──キャリア形成における有効性』(共著、日本評論社、2013年)。
児美川孝一郎(コミカワ コウイチロウ)【第1章】
東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。法政大学キャリアデザイン学部教授。主な業績:『まず教育論から変えよう』(太郎次郎社エディタス、2015年)。
柿澤寿信(カキザワ ヒサノブ)【第3章】
大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程単位修得退学。大阪大学全学教育推進機構講師。主な業績:「転職時賃金決定における個別交渉の効果」(共著、『日本労働研究雑誌』No. 632、2013年)。
平尾智隆(ヒラオ トモタカ)【第4章・第5章】
立命館大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位取得退学。摂南大学経済学部准教授。主な業績:『教育効果の実証──キャリア形成における有効性』(共編著、日本評論社、2013年)。
斎藤嘉孝(サイトウ ヨシタカ)【第6章・第9章】
ペンシルベニア州立大学大学院博士課程修了。法政大学キャリアデザイン学部教授。主な業績:『親になれない親たち──子ども時代の原体験と、親発達の準備教育』(新曜社、2009年)。
湯川志保(ユカワ シホ)【第10章】
大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了。帝京大学経済学部講師。主な業績:「結婚が家計の労働供給に与える影響」(『内閣府経済社会総合研究所 経済分析』第197号、2018年)。
林絵美子(ハヤシ エミコ)【第1章】
法政大学大学院経営学研究科修士課程修了。キャリアコンサルタント。主な業績:『教育効果の実証──キャリア形成における有効性』(共著、日本評論社、2013年)。
児美川孝一郎(コミカワ コウイチロウ)【第1章】
東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。法政大学キャリアデザイン学部教授。主な業績:『まず教育論から変えよう』(太郎次郎社エディタス、2015年)。
柿澤寿信(カキザワ ヒサノブ)【第3章】
大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程単位修得退学。大阪大学全学教育推進機構講師。主な業績:「転職時賃金決定における個別交渉の効果」(共著、『日本労働研究雑誌』No. 632、2013年)。
平尾智隆(ヒラオ トモタカ)【第4章・第5章】
立命館大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位取得退学。摂南大学経済学部准教授。主な業績:『教育効果の実証──キャリア形成における有効性』(共編著、日本評論社、2013年)。
斎藤嘉孝(サイトウ ヨシタカ)【第6章・第9章】
ペンシルベニア州立大学大学院博士課程修了。法政大学キャリアデザイン学部教授。主な業績:『親になれない親たち──子ども時代の原体験と、親発達の準備教育』(新曜社、2009年)。
湯川志保(ユカワ シホ)【第10章】
大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了。帝京大学経済学部講師。主な業績:「結婚が家計の労働供給に与える影響」(『内閣府経済社会総合研究所 経済分析』第197号、2018年)。