宮崎 悠(ミヤザキ ハルカ)
宮崎 悠(ミヤザキ ハルカ)第I部
1978年生まれ。成蹊大学法学部教授(国際政治史、現代ヨーロッパ政治論)
主な業績:単著に『戦勝記念碑とピアニスト』群像社、2022年。共著論文に、「戦間期ポーランドにおける自治と同化」赤尾光春・向井直己編『ユダヤ人と自治』岩波書店、2017年、「ブロニスワフ・ピウスツキのサハリン研究と民族自治」北海道教育大学函館校 国際地域研究編集委員会編『国際地域研究II』大学教育出版、2020年、ほか。
柴田 晃芳(シバタ テルヨシ)
柴田晃芳(シバタ テルヨシ) 序章、第II部
1974年生まれ。常葉大学法学部教授(比較政治、現代日本政治)
主な業績:単著に『冷戦後日本の防衛政策――日米同盟深化の起源』北海道大学出版会、2011年。論文に、「現代日本の防衛政策形成過程とシビリアン・コントロール」新川敏光編『現代日本政治の争点』法律文化社、2013年、「日本の安全保障政策の柔軟化と政権交代」『問題と研究』第52巻3号、2023年、「米統治下沖縄における日本復帰運動の意義」『アジア太平洋研究』第48巻1号、2023年、ほか。
中村 研一(ナカムラ ケンイチ)
中村 研一(ナカムラ ケンイチ)第III部
1948年生まれ。北海道大学名誉教授(国際政治、平和研究)
主な業績:単著に『地球的問題の政治学』岩波書店、2010年、『ことばと暴力――政治的なものとは何か』北海道大学出版会、2017年。論文に、「帝国主義の統治理性」『北大法学論集』第36巻1・2合併号、3号、1985年、「帝国と民主主義」坂本義和編『世界政治の構造変動1 世界秩序』岩波書店、1994年、「帝国主義政治理論の誕生」『思想』2003年1月号、「テロリズムのアイロニー」『思想』2009年4月号、「リスボン地震と神の退場」『文学』2011年9/10月号、ほか。
第Ⅰ部 儀礼と芸能(宮崎悠)
第1章 東アジア世界の冊封体制における儀礼と秩序
第2章 礼楽と統治
第3章 琉球と東アジア冊封体制
第4章 対島津関係における芸能の役割
第5章 政治的危機と芸能
第6章 琉歌にみる交易世界の広がり
第II部 沖縄の自立と日本復帰運動(柴田晃芳)
第7章 戦後沖縄と日本
第8章 沖縄の自立と復帰論
第9章 島ぐるみ土地闘争と日本復帰運動
第10章 保革対立と復帰運動の革新化
第11章 沖縄にとっての日本復帰が示すもの
第III部 米軍サイトと沖縄(中村研一)
第12章 米軍サイト論
第13章 島嶼の航空サイト
第14章 軍人リーダーシップ
あとがき
索引
書評掲載
「読売新聞」(2024年12月01日付/遠藤乾氏・評)に紹介されました