ブーレーズとの対話
ISBN978-4-588-41034-5 C1073 [2020年09月 刊行]
ピエール・ブーレーズ(ブーレーズ ピエール)
(Pierre Boulez)
1925年生まれ。フランスの作曲家、指揮者。第2次世界大戦後の西欧前衛音楽界で指導的役割を果たし、また20世紀音楽を中心に傑出した指揮活動を展開。フランス国立音響音楽研究所(IRCAM)創設者、初代所長。日本語訳に『意志と偶然』『魅了されたニューロン』(法政大学出版局)、『ブーレーズ音楽論』(晶文社)、『参照点』(書肆風の薔薇)、『クレーの絵と音楽』『ブーレーズ作曲家論選』(筑摩書房)、『現代音楽を考える』『標柱』『ブーレーズは語る』『エクラ/ブーレーズ』(青土社)、『ブーレーズ-シェフネール書簡集1954-1970』(音楽之友社)、『ブーレーズ/ケージ往復書簡1949-1982』(みすず書房)がある。2016年1月5日逝去。
ミシェル・アルシャンボー(アルシャンボー ミシェル)
(Michel Archimbaud)
1946年、ドイツ生まれ。国立高等演劇コンセルヴァトワール、パリ市立演劇芸術学校、国立高等演劇芸術・技術学校他で教育や学校行政に携わりながら、編集者、出版経営者、演出家、テレビプロデューサーとしても幅広く活躍。1989年から1991年にかけてIRCAMの機関誌In/Harmoniquesの編集を依頼され、ブーレーズと共同編集人を務めた。日本語訳に『フランシス・ベイコン 対談』(三元社)がある。
笠羽 映子(カサバ エイコ)
東京藝術大学大学院修了。パリ第4大学博士課程修了(音楽学博士)。早稲田大学名誉教授。ブーレーズの翻訳のほか、主な訳書にL. バーンスタイン他『バーンスタイン 音楽を生きる』(青土社)、F. ルシュール編『ドビュッシー書簡集1884-1918』(音楽之友社)、同著『伝記 クロード・ドビュッシー』(音楽之友社)、I. ストラヴィンスキー『音楽の詩学』(未來社)、同『私の人生の年代記』(未來社)がある。
※上記内容は本書刊行時のものです。序文──道草を食いながら
経歴
作曲
オーケストラの指揮
教育
昨日の音楽と今日の音楽
オペラ、舞踊そしてバレエ
音楽と文学
音楽と絵画
組織と力
謝辞
訳者あとがき
文献表
索引
書評掲載
「図書新聞」(2021年5月1日号/藤田茂氏・評)に紹介されました。