毎年恒例の〈書物復権〉共同復刊、2026年は第30回を数えます。
復刊の候補にあがったのは118点119冊と、充実したリストをそろえることができました。
参加各社がそれぞれの出版の歴史のなかで、この後も読者に届けたいと考えている各分野の基本書です。
ぜひ、ご覧のうえリクエストいただき、1点でも多くの復刊の実現にご協力ください。
応募期限は2026年2月28日まで、ぜひ皆さまから多数のリクエストをいただけますようお願いします。
また今回も、通常では復刊しにくい少数のご要望にお応えるべく、オンデマンド版での復刊も実施いたします。
復刊リクエストは下記のサイトからおこなえます。
紀伊國屋書店のリクエストサイトはこちら
書物復権 2026年10社共同復刊30 リクエストで名著がよみがえる!
小局の復刊候補は下記の書籍です。
『技術と時間1』
ベルナール・スティグレール/石田英敬監修、西兼志訳
初版年2009年・最終版年2009年/四六/446頁/予価4620円(本体4200円)
哲学から排除されてきた技術の問題をとらえなおし、哲学の限界と行方を問う。資本主義は情報・メディア産業を通じ人間の精神にいかなる営業を与えたか。
『技術と時間2』
ベルナール・スティグレール/石田英敬監修、西兼志訳
初版年2010年・最終版年2010年/四六/412頁/予価4400円(本体4000円)
技術は記憶を支援すべくその外部から訪れるものではなく、技術それ自体が記憶であると主張し、記憶の産業化を問う。
『正常と病理』
G.カンギレム/滝沢武久訳
初版年2017年・最終版年2017年/四六/320頁/予価3960円(本体3600円)
医学の基礎をなす認識論上の問題を哲学・心理学・生物学・社会学等の広範な視野から検討し,生命現象への機械論的立場を批判しつつ生命科学の意味を問う。
『社会を越える社会学』
ジョン・アーリ/吉原直樹監訳
初版年2015年・最終版年2015年/四六/478頁/予価5500円(本体5000円)
レジャーや仕事のための旅行から、情報や廃棄物の移動など21世紀の移動と越境を論じ、ポスト国民国家における脱中心的な市民社会を予見する。
『魔女・産婆・看護婦』
バーバラ・エーレンライク、ディアドリー・イングリッシュ/長瀬久子訳
初版年2015年・最終版年2015年/四六/230頁/予価2860円(本体2600円)
フェミニズムの古典「魔女・産婆・看護婦」と「女のやまい」を収めた初版に、その後の社会の変化を詳しく解説した序文を加えた。
『韓国社会とジェンダー』
チョ・ヘジョン/春木育美訳
初版年2002年・最終版年2002年/A5/326頁/予価4180円(本体3800円)
韓国社会における男女の生きざまと家族のありようを分析・検討し,男女の自立と共生をすすめることにより植民地的近代の克服をめざす韓国社会論。
『かまど』
狩野敏次
初版年2004年・最終版年2004年/四六/292頁/予価3080円(本体2800円)
日常の煮炊きの道具であるとともに、祭りと信仰に重要な位置を占めてきたカマドをめぐる忘れられた伝承を掘りす。
『織物』
植村和代
初版年2014年・最終版年2014年/四六/346頁/予価3520円(本体3200円)
機織り技術の変遷を世界史的視野で見直し、古来から日本と東南アジアやインド、ペルシア等の交流や伝播があったことを解説する。
『衛生と近代』
永島剛、市川智生、飯島渉編
初版年2012年・最終版年2012年/A5/352頁/予価9350円(本体8500円)
帝国主義に揺れ動くアジアでペストが流行した。西洋的な衛生事業の導入が引き起こした葛藤から「近代」が現出する。
『韓国の近現代文学』
イ・グァンホ編/尹相仁、渡辺直紀訳
初版年2001年・最終版年2001年/A5/412頁/予価5280円(本体4800円)
韓国における近現代文学の脈絡と成果を世界文学的な視野から鳥瞰する代表的論考・評論13篇を収め,韓国文学の成立基盤とその現状を検証する。
