小局からのお知らせ

国土地理院より、石原あえか先生が令和3年度「測量の日」に功労者として表彰されました

例年、6月3日の「測量の日」を記念して、測量や地図分野で功績のあった人物や団体に対し、国土地理院長より感謝状が贈呈されます。
2021年は、『教養の近代測地学』および『近代測量史への旅』の著者、石原あえか先生が以下の理由で受賞されることになりました。

「石原あえか氏は、長年にわたりゲーテと近代測地学に関する研究に従事されている。氏は、ドイツ・日本にある膨大な原資料の調査・研究を行い、「科学する詩人ゲーテ」(慶應義塾大学出版会、2010年、第32回サントリー学芸賞受賞)をはじめ、近代測量に新しい解釈を与えた作品である「近代測量史への旅:ゲーテ時代の自然景観図から明治日本の三角測量まで」(法政大学出版局、2015)や「教養の近代測地学:メフィストのマントをひろげて」(法政大学出版局、2020)を上梓するとともに、日独両国で多数の講演を行うなど、近代測量に関する文理融合の幅広い普及活動の功績は顕著である。2018年から測量行政懇談会委員を務められ、測量行政にも多大な貢献をした。」