第16回図書館総合展にて、小局が所属する大学出版部協会と、活字文化推進会議の共催により、図書館関係者様を対象としたフォーラム「本で再構築する大学と社会の学び――大学図書館と大学出版部の協働機能――」を開催します。
概要・お申し込み方法は下記のとおりです。
[内容]
「専門外への無関心」――現代日本の知的状況が抱える問題の根幹の一つはここにあります。論文剽窃やデータ改竄といった不祥事はもちろん、既存の研究枠組みを超えようというパラダイム志向の低下、あるいは研究成果の産業化にあたっての遅れなど、国家的・社会的なレベルでの問題も、突き詰めれば、大学内外で急速に進んだ「専門重視」の歪みの結果と言えます。いまこそ科学・学術へのリテラシーの再構築が求められているのです。そして「専門外への関心」を育むのが、これからの学術書の役割だと私たちは考えています。識者による問題提起とこの間の貴重な経験を軸に、図書館と大学出版部の共同で、新しい知の在り方を育む可能性について考えてみたいと思います。
[日時]2014年11月6日(木)13:00~14:30
[会場]図書館総合展 展示会場内(パシフィコ横浜 展示ホール)
[定員]400名(ご予約先着順・入場無料)
[発表者]講師:山内昌之(東京大学名誉教授)
講師:原田佐和子(科学読物研究会)
事例紹介:森貴志(玉川大学出版部)
コメンテーター:鈴木哲也(大学出版部協会常任理事/京都大学学術出版会)
[主催]大学出版部協会
[共催]活字文化推進会議
[お申し込み方法]
下記ページより受け付けしています。
http://2014.libraryfair.jp/node/2137
皆様のご来場をお待ちしております。
※本フォーラムに参加するには、図書館総合展への入場が必要です。
図書館総合展への入場方法は下記、公式サイトをご覧ください。
第16回図書館総合展公式サイト