書評掲載

《叢書・ウニベルシタス》1000番突破!!
「週刊読書人」に特集記事が掲載されました

週刊読書人」(2014年1月17日号)にて、《叢書・ウニベルシタス》1000番到達を取り上げた特集記事「小林康夫・大橋完太郎・星野太鼎談【思想と文化の銀河系】~叢書・ウニベルシタス通算1000冊を機に~」が掲載されました。

鼎談では、1000冊におよぶ《叢書・ウニベルシタス》既刊書の中から三氏が選書し、人文学の多様性や翻訳叢書の展望などが語られています。

取り上げられた本は下記のとおりです。(順不同)

■小林康夫氏
・『空と夢』G.バシュラール著/宇佐見英治訳
・『論理哲学論考』L.ヴィトゲンシュタイン著/藤本隆志、坂井秀寿訳
・『聖と俗』M.エリアーデ著/風間敏夫訳
・『カフカ』G.ドゥルーズ、F.ガタリ著/宇波彰、岩田行一訳
・『プルーストとシーニュ』G.ドゥルーズ著/宇波彰訳
・『ベルクソンの哲学』G.ドゥルーズ著/宇波彰訳
・『人間と死』E.モラン著/古田幸男訳
・『レーモン・ルーセル』M.フーコー著/豊崎光一訳
・『ドイツ悲劇の根源』W.ベンヤミン著/川村二郎、三城満禧訳
・『非人間的なもの』J.-F.リオタール著/篠原資明、上村博、平芳幸浩訳
・『人間の将来とバイオエシックス』J.ハーバーマス著/三島憲一訳
・『人間的なるものの庭』C.F.v.ヴァイツゼカー著/山辺建訳
・『人間とは何か』N.ボルツ、A.ミュンケル編/壽福眞美訳
・『人類再生』M.セール著/米山親能訳
・『祖国地球』E.モラン著/菊地昌実訳
・『人間はどこまでグローバル化に耐えられるか』R.ザフランスキー著/山本尤訳
・『人間の生の遺産』E.シャルガフ著/清水健次訳
・『哲学者の使命と責任』G.ヴァッティモ著/上村忠男訳
・『弱い思考』G.ヴァッティモ、P.A.ロヴァッティ編著/上村忠男、他訳
・『二十世紀からの脱出』E.モラン著/秋枝茂夫訳

■大橋完太郎氏
・『煉獄の誕生』J.ル・ゴッフ著/渡辺香根夫、内田洋訳
・『カフカ』G.ドゥルーズ、F.ガタリ著/宇波彰、岩田行一訳
・『批評の解剖』N.フライ著/海老根宏、他訳
・『エクリチュールと差異 』J.デリダ著/若桑毅、梶谷温子、他訳
・『他者の言語』J.デリダ著/高橋允昭編訳
・『病のうちなる治療薬』J.スタロバンスキー著/小池健男、川那部保明訳
・『敗者の祈祷書』シオラン著/金井裕訳
・『神の思想と人間の自由』W.パネンベルク著/座小田豊、諸岡道比古訳
・『ヨーロッパ精神の危機』P.アザール著/野沢協訳
・『未完の菜園』T.トドロフ著/内藤雅文訳
・『欲望の現象学』R.ジラール著/古田幸男訳
・『身代りの山羊』R.ジラール著/織田年和、富永茂樹訳
・『自然の諸時期』ビュフォン著/菅谷暁訳
・『動物論』E.B.ド・コンディヤック著/古茂田宏訳
・『秘義なきキリスト教』J.トーランド著/三井礼子訳
・『蜂の寓話』B.マンデヴィル著/泉谷治訳
・『エピクロスの園のマルクス』F.マルコヴィッツ著/小井戸光彦訳
・『コミュニケーション〈ヘルメス I 〉』M.セール著/豊田彰、青木研二訳
・『干渉〈ヘルメス II 〉』M.セール著/豊田彰訳
・『翻訳〈ヘルメス III 〉』M.セール著/豊田彰、輪田裕訳
・『北西航路〈ヘルメス V 〉』M.セール著/青木研二訳
・『パラジット』M.セール著/及川馥、米山親能訳
・『言説、形象』J.-F.リオタール著/合田正人監修/三浦直希訳
・『正常と病理』G.カンギレム著/滝沢武久訳
・『反射概念の形成』G.カンギレム著/金森修訳
・『生命の認識』G.カンギレム著/杉山吉弘訳
・『群衆と権力 』E.カネッティ著/岩田行一訳

■星野太氏
・『限界の試練』F.-D.セバー著/合田正人訳
・『ヘーゲルの実践哲学』R.B.ピピン著/星野勉監訳
・『哲学の犯罪計画』J.-C.マルタン著/信友建志訳
・『散種』J.デリダ著/藤本一勇、立花史、郷原佳以訳
・『言説、形象』J.-F.リオタール著/合田正人監修/三浦直希訳
・『イメージの前で』G.ディディ=ユベルマン著/江澤健一郎訳
・『時間の前で』G.ディディ=ユベルマン著/小野康男・三小田祥久訳
・『限りある思考』J.-L.ナンシー著/合田正人訳
・『眼に映る世界』S.カヴェル著/石原陽一郎訳
・『廃墟のなかの大学』B.レディングズ著/青木健、斎藤信平訳
・『批評の解剖』N.フライ著/海老根宏、他訳
・『無知な教師』J.ランシエール著/梶田裕、堀容子訳
・『サハラ──ジル・ドゥルーズの美学』M.ビュイダン著/阿部宏慈訳
・『感覚の論理』G.ドゥルーズ著/山縣熙訳
・『シネマ1*運動イメージ』G.ドゥルーズ著/財津理、齋藤範訳
・『シネマ2*時間イメージ』G.ドゥルーズ著/宇野邦一、他訳
・『意味の論理学』G.ドゥルーズ著/岡田弘、宇波彰訳
・『スピノザと表現の問題』G.ドゥルーズ著/工藤喜作、小柴康子、小谷晴勇訳
・『ドゥルーズの哲学』M.ハート著/田代真、他訳
・『崇高とは何か』M.ドゥギー、他著/梅木達郎訳
・『反ニーチェ』L.フェリー、他著/遠藤文彦訳
・『時代おくれの人間 』G.アンダース著/青木隆嘉訳
・『生成』M.セール著/及川馥訳
・『シミュラークルとシミュレーション』J.ボードリヤール著/竹原あき子訳

■《叢書・ウニベルシタス》1000番以降の本
・『エクリチュールと差異〈新訳〉』J.デリダ著/合田正人、谷口博史訳
・『なぜ哲学するのか?』J.-F.リオタール著/松葉祥一訳(3月刊行予定)

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