小田切建太郎著『中動態・地平・竈』が「図書新聞」(2018年12月8日号/景山洋平氏・評)に紹介されました。
お知らせ
ディーター・ビルンバッハー著/加藤泰史、高畑祐人、中澤武監訳『生命倫理学』が「図書新聞」(2018年12月8日号/小椋宗一郎氏・評)に紹介されました。
町田祐一著『近代都市の下層社会』が「日本史研究」(第675号、2018年12月/布川弘氏・評)に紹介されました。
法政大学大原社会問題研究所/榎一江編『戦時期の労働と生活』が「大原社会問題研究所雑誌」(2018年12月号、No.722/官田光史氏・評)に紹介されました。
J. クリステヴァ著/栗脇永翔・中村彩訳『ボーヴォワール』が「静岡新聞」(2018年11月4日付/雑賀恵子氏・評)に紹介されました。
今年で第5回を迎える、人文会のフェア「年末年始は本の街神保町で人文書」が三省堂書店神保町本店1階レジ前で開催となりました。各社今年の話題書から、一押しロングセラーまで取り揃えております。 (さらに…)
石原あえか著『近代測量史への旅』が「東京大学大学院総合文化研究科 言語情報科学専攻紀要」(第23巻、2016年12月20日/平野篤司氏・評)に紹介されました。
デボラ・ヘルマン著/池田喬、堀田義太郎訳『差別はいつ悪質になるのか』が「法学セミナー」(Vol.63-12、2018年12月1日発行)に紹介されました。
石原あえか著『近代測量史への旅』が「地図情報」(VOL.38 No.3、2018年11月発行/政春尋志氏・評)に紹介されました。
牧野雅彦著『アレント『革命について』を読む』が「出版ニュース」(2018年11月上旬号)に紹介されました。
このたび、2015年11月18日に逝去されました、野沢協先生への追悼文集が発行されました(2018年11月)。
(さらに…)
西山美久著『ロシアの愛国主義』が「図書新聞」(2018年11月10日付/山本健三氏・評)に紹介されました。
法政大学出版局では、2014年より「法政大学出版局学術図書刊行助成制度」を設け、全国の各大学在職の研究者および民間研究者を対象に、優れた学術的価値を有する専門的研究成果の募集を行っております。
2018年も、春に第5回目の募集を行い、局内および小局理事会における厳正な審査と、外部の審査員による評価を経て、本年度は下記の4点の論文作品を刊行助成対象とすることに決定いたしました。
(1)
著者:鈴木啓之 氏
論文:『蜂起〈インティファーダ〉と占領下のパレスチナ』
《選考理由》
「1967年のイスラエルによるヨルダン川西岸地区およびガザ地区の全面的なパレスチナ占領の開始から、1987年の第一次インティファーダ開始までの20年間に醸成されたパレスチナ人の抵抗運動に新たな光をあてる論考。一般には、この期間は目立った抵抗がなく比較的穏やかな時代とされてきたが、実際には87年からの長期的インティファーダを予感させる蜂起が発生していた。PLO系統一指導部とハマースとの関係についての言及も貴重。」
【お知らせ】本論文はその後、東京大学出版会による「第9回 東京大学南原繁記念出版賞」を受賞し、著者が博士号を授与された東京大学の出版会より刊行されることになりました。
第9回南原繁記念出版賞受賞論文決定
(2018年12月27日 追記)
(2)
著者:淵田 仁 氏
論文:『ジャン=ジャック・ルソーにおける〈方法〉の問題』
《選考理由》
「思想家ルソーの著作に焦点を当て、「方法」という観点から全体的に捉え直す力作。哲学、政治学、経済学、文学、音楽や科学など、人間的知と学芸の全領域に及んで活動した作家の本質を探るにあたって、ルソー自身がみずからの執筆活動を自嘲的に評した「山師的やり口」をキーワードとして掲げ、その反‐方法的な思考の戦略を浮き彫りにしている点が新しい。」
(3)
著者:山村 奨 氏
論文:『陽明学という「革命」──近代日本における儒教理解の変容』
《選考理由》
「近代における陽明学理解の言説を、文献を博捜して丹念に整理した労作。明治維新期の解釈から三島由紀夫の理解にいたるまで、多数の思想家たちによって発展し変容していった日本の陽明学受容の歴史をめぐり、先行研究を踏まえ、堅実かつ一貫した研究視角を提供している点が野心的。」
(4)
著者:松尾隆佑 氏
論文:『ポスト政治の政治理論──ステークホルダー・デモクラシーのヴィジョン』
《選考理由》
「「意思決定によって影響を受ける人々を意思決定過程に包摂しなければならない」という認識は、現代デモクラシー理論に共有されているが、本論文はこれに対して「ステークホルダー」という切り口からアプローチし、緻密な議論を展開する。現代社会が抱える具体的問題、たとえば原発立地や再稼働で影響を被る人々の問題などを踏まえているがゆえにリアリティのある議論であり、理論の最前線を提示するものとして一石を投じるものと思われる。」
書籍としての刊行は、2019年春〜夏を予定しております。
このほか、多数の力作論文のご応募をいただきましたが、残念ながら今回はご期待に添うことができませんでした。ご応募いただきましたすべての皆さまに、心より感謝を申し上げます。
なお、次年度以降も引きつづき、本「刊行助成制度」を実施してまいります。2019年3月下旬以降に、当ウェブサイト上にて詳細を告知する予定ですので(締め切りは5月末)、積極的なご応募をお待ちしております。
2018年11月1日 一般財団法人 法政大学出版局
冨山一郎著『始まりの知』が「東京新聞」(10月28日付・田仲康博氏評)に紹介されました。
森一郎著『ハイデガーと哲学の可能性』が「読書人」(2018年10月26日号/原大佑木氏・評)に紹介されました。
リヒャルト・ワーグナー著/三光長治監訳『ベートーヴェン』が「MOSTLY CLASSIC」(2018年12月号/西原稔氏・評)に紹介されました。
有岡利幸著『和紙植物』(ものと人間の文化史181)が「出版ニュース」(2018年10月下旬号)に紹介されました。
N.フレイザー、A.ホネット著/加藤泰史監訳『再配分か承認か?』が「日本経済新聞」(2018年10月20日付/浅田彰氏・評)に紹介されました。
ウィリアム・ウェーバー著/松田健訳『音楽テイストの大転換』が日本音楽学会機関誌「音楽学」(第64巻2018年1号/井上登喜子氏・評)に紹介されました。
真屋和子著『プルーストの美』が「図書新聞」(2018年10月27日号/増尾弘美氏・評)に紹介されました。